人生/オピニオン

今生きるその日常をデザインしよう

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今日も僕は東京都山梨を往復します。心が折れそうになってしまうことが多々ありましたがなんとか半期やってこれました。長い通学生活も明日でひとまず終了です。

往復5時間通学のはじまり

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 2017年4月より、山梨県の田舎町から東京の大学院への長距離通学生活が始まりました。高校時代も往復3時間かけて通っていた自分としては、余裕な気もしていましたが、都会の電車通学はそう甘くはありませんでした。中央線は遅れるわ、通勤ラッシュでもみくちゃにされるわで、朝から疲れてしまうことも多々。大学院も始まったばかりで新しい環境にも慣れず、この往復の通学時間をどうしようものかと考えていると、4カ月が過ぎ去っていました。

 

今生きる世界をいかに面白く創造できるか

Chanbara

 例えば通学の時間、例えば高校の小テスト、例えば大学の講義。環境を変えることもできるけれど、変える前に一度「今自分のいるその世界」を再度疑ってかかってみることが大切だと思うんです。どうやったら面白くなるかな?って、どうやったら楽しみながらできるかな?って必死に頭を回転させてみるんです。動かないものを無理やりにでも動かす力や勇気も大事だけれど、それには大きな覚悟と体力が必要です。「今あるものを最大限に生かして面白くする。もはやその過程すらも楽しんでしまう。」そんなことができた日には、もう怖いものはなくなり退屈な日常ともおさらばです。

 

至福の時間が至福な想いを連鎖させる

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長い長い…と嘆いていた通学時間も、今では僕にとって楽しみな時間になっています。(寝坊したり、おじさんに押しつぶされたりして心が折れそうになる日ももちろんまだありますが。笑)行きの電車では山梨県の自然を横目に、好きな本や研究の論文をのんびりと読み、帰りは携帯やタブレットを使って文章を綴ります。人が多すぎた時には、車内に突如出現した世界一の人口密度空間の中で、人間観察を楽しみます。

驚くほどストレスは減り、至福な時間は至福な想いへと連鎖していきます。思ってみれば、1日がこれから始まる行きの電車の中で、そして勉学などをやりきって一息つける帰りの電車中でイライラするなんて本当にもったいない。逆に楽しく過ごしたら、1日中ハッピーなわけです。

そんなことを書いていたら、もう次の駅が最終駅なのでこの辺で。今日も1日お疲れ様でした!