こんばんは!お正月気分がまだ抜けていないのですが、なんとか毎日ブログは更新し続けたいです。
ヒッチハイク帰省に無事成功し、現在は新潟の実家でパソコンをカタカタしています。
昨日twitterを見ていたら、「招かれざる訪問の対応」というテーマで興味深いツイートと記事を発見したので、僕も自分なりに少し考えてみました。
アポ無しでいきなりひとんちきて【対応してもらえるのが当たり前】だと思っている人たちが、世の中には割と多いらしい。普通にめちゃくちゃビックリすることがある。ゲストハウスだからって例外じゃないよね。ひとんちはひとんちなんだから笑 あービックリ。そして、本当は言いたくない、こんなこと。
— するどくはないぽかべ (@pokapoka_resort) January 1, 2020
と同時に、自分も他のみんなに迷惑かけないよう、より一層気をつけないといけないとなぁ。
僕自身も、山梨県にて2軒のシェアハウス運営をお手伝いさせてもらっているので、自分ごととして整理する良い機会になりました。
昨年は合計100名以上が宿泊に、300名以上の人が遊びに来てくれています。
- 「シェアハウス彩(いろどり)」に過去に来てくださった方や、今後関わるであろう方
はもちろんのこと
- どこかしらのコミュニティに顔を出す機会が多い方
に届いたら嬉しいです。
Contents
そもそもシェアハウスってどんな場所?
この話題は、決してシェアハウスだけに留まらないのですが、少し話が複雑化しそうなので今回はあえて「シェアハウス」に限定して書いていきます。
ちなみにですが、僕は今までにいろんなスタイルの暮らしを経験してきました。
- アパートで一人暮らし(1年間)
- ルームシェア(1年間)
- 一般のご家庭に下宿(1.5年間)
- ゲストハウスやテントなど旅先で宿泊(2.0年間)
- シェアハウス(5年間)
あれ、なんかこうしてみると結構いろんな場所で暮らしているんだ。笑
特にシェアハウスに長期間で住んでみたことのない人には、区別が難しかったりもすると思うのでまずはその整理を簡単にしますね。
「シェアハウス」と「ゲストハウス」は違う場所
まず、ここの勘違いが一番大きいのかなぁと思っています。
ゲストハウスは「交流型のホテル(宿)」であり
シェアハウスは「交流スペースを備えている家」です。
住んでいる人の意向やシェアハウスのコンセプトなどによって異なりますが、知っておいて欲しいのは「シェアハウスは家」であるという前提です。
確かに、宿泊に対するカンパだったりお手伝いの依頼だったり、そんな風に”家”側からお願いすることもあるかもしれませんが、お店ではないんですよね。
ですので、
- シェアハウスに住んでいる人=来てくれたゲストと交流したい人
- シェアハウス=いつでも泊まれる宿
が常に成り立つとは限らないと認識しておくと、丁寧な姿勢が保てるのかなって思います。
「何をシェアしているかを考えよう」ー僕自身の失敗談
これは過去の僕の失敗でもあるのですが、「シェア」という便利な言葉の意味を改めて問い正そうというお話です。
シェアハウスというのは、単純に家をシェアするだけではないと思っています。
時にはお互いの悩みをシェアしたり、楽しい食事の空気感をシェアしたりもする、そんな「目には見えない感情と空間のシェア」が日常的に起こる場所。
それがシェアハウスの良さでもあり、難しさでもある。
毎日一緒に暮らしている住人同士でも、こういった様々なシェアを通じてぶつかってしまうことだってあります。それくらい独りよがりでは成り立たない場なのかなって。
僕は人と”シェア”することに比較的寛容だったり、シェアしている部分が大きくなるほど他人と自分を分けて考えること(相手の立場になって誠実に考えること)を忘れてしまうことが過去にありました。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を胸に刻み、これからも僕自身気をつけていきたいです。
”僕らのシェアハウス”はこんな場所
色々書いてきましたが、ここで再確認しておきたいことは
「僕ら受け入れ側も、本心はウエルカムである」という前提です。
ただ状況を考察すると、どうも来る側・受け入れ側の認識のズレやミスマッチが起きてしまっている気がして。
だから僕も、今回の記事のように自分たち(受け入れ側)の想いを言語化したり、僕らのシェアハウスがどんな場所かを定期的に発信して、事前にちゃんと知り合えたらって思いました。
「僕らのシェアハウスはこんな場所」は、また別の記事で紹介しますので興味のある方はぜひ読んでみてください!(長くなりそうなので…笑)
スタンスとしてはたまに話に出している「楽しい飲み会の後の洗い物を一緒にできる人」と僕は、一緒の時間をシェアしたいです。
参考:シェアハウス彩(いろどり)supported by リバ邸
招かれざる客とはどんな人のことか
アポなしでくる”お客さん”
アポ(事前連絡)無しでいきなり来てしまう人は、「招かれざる客」だったり、単なる「お客さん」になってしまう可能性あるので注意が必要です。
きっとその場所に行きたい理由が何かあって、訪問しようと決めたと思うのに、その理由とは逆の現象が起きてしまったら悲しいですよね。
LINEなどで連絡を入れること自体はそんなに難しいことでもないはずなので、事前連絡を丁寧に欠かさずにすることが正解かなって思います。(すごくシンプル!)
そのちょっとした手間が、行きたい理由を上回ってしまうのなら、きっと違うタイミングや場所の方がいいのかも?
僕ら迎える側も、せっかく会うのならお互いベストのタイミングが一番嬉しいですし、ちゃんとこの場所で待っているから、安心してください!
「本当は招きたい」そんな住人の心を汲み取って、想像してもらえたら嬉しい限りです。
「君を呼んだ訳ではない」ーインドの話
そういえば、インドに行った時に面白い話を聞いて印象的だったので、紹介させてもらいます。
「インドの空気を肌で感じてみたい!」そんな思いで、初めてインドを訪問した旅人がいました。
しかし彼は、毎日のように現地の人に騙されます。
そんなある日、その旅人は目の前でぼったくろうとしてくるインド人に言いました。
「なんなんだよ、インドって国は!もっとこっちのことも考えてくれ。」
するとインド人はこう返すのです。
「インドは君を呼んでいない。君が選んでここへ来たのだろう?」
「誰が悪いか?」ではなくて、「どうしたらお互いがhappyでいれるのか?」を考えさせられました。と同時に、選択には責任が伴うということを学びました。
シェアハウス訪問で気をつけるべき3つのこと(まとめ)
難しいことは全然なくて、以下の3つだけ意識したら受け入れる側・受け入れてもらう側双方にとって、素敵な時間・空間をシェアできるんじゃないかと思います。
- シェアハウスは「家」であることを理解する
- 事前に連絡をする(=相手の都合を第一優先に考える)
- giveし合える関係を意識する
特に❸に関しては重要で、そもそも「シェアハウスをしている人」は営業のために家に人を招いている訳ではないので、giveし合える関係を望んでいる場合は多いのではないでしょうか。
自身の得意なことだったり、相手の助けになることを見つけてそこでスキル”シェア”ができたら、ゲストハウスなどに泊まる以上の価値がそこには生まれると思います。
【関連記事の紹介】
今回の話題を考える大きなきかっけとなった&参考にさせていただいた、さかえるさんの記事。わかりやすく書いてあるので、是非ご一読ください!
最後に
想いを込めて書いていたら、予定より長くなってしまいました…(笑)
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
多分、僕自身やっぱりシェアハウスが好きだからこそ、こうやって悩むんですよね。
受け入れる側としても、今度は自分が受け入れてもらう側になった時も、しっかり考え誠実な態度を示していきたいと改めて思いました。
今年も様々な人と、素敵な時間・空間をシェアできたら嬉しいです^^