勉強*Study

「わかった」や「覚えた」という感覚の落とし穴

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僕は旅をしながらpodcastというラジオのようなものを利用して、英語のフレーズや言い回しなどを移動中に勉強しています。国際間などはかなりの時間があるので数話を一気に聞くことも多く、「あぁ今日はたくさんの英語を”覚える”ことができたな」と良い気分でいたのですが、一週間後その日覚えてメモをしていたものを見返したらほとんどが正しい訳を言えませんでした。

僕は大きな勘違いをしていたことに改めて気付きます。「覚えた」というその瞬間的な感覚は、大事な復習を怠り一時的な自己満足だけを残しました。何がいけなかったのか、何が危ないのかについて簡単にですが考えていこうと思います。

 

「わかった」「覚えた」は確かに大事。でももっと大事なことがある。

人は誰でも自分の成長が嬉しいものです。確かにその瞬間は自分で理解することができ、すぐ聞かれても説明できたかもしれません。ですがそれだけでは不十分なのです。ポジティブな感覚として「わかった」という気持ちは大切ですが、それをもう一度アウトプットしたり再確認することはもっと大切です。

何度も出会うこと

何事も身に付けたいものほど、多く触れる必要があると思います。一度会った人の名前よりも毎日会うクラスメートの名前の方が頭に残るのは当然といえば当然ですが、勉強においてもこれを怠ってはいけません。誰かに説明をするでも、自己テストをするでも、時間がなければ語句だけ追うでもいいんです。何かしらの方法で、その覚えたいものとできるだけ多く出会いましょう。

アウトプットをどんどんしよう!

よく啓発本でもアウトプットが大切だと言いますが、なぜでしょうか。僕の考える第一の理由は、「自分がそれをわかっているか自分に知らせるため」です。見るだけでは何となくでもわかったことにしてしまうことって意外と多くあるんです。焦っている時、知らずの間に得意意識が過剰に備わってしまっている時、人はわかったことにしてしまいがちです。しかし文章に書いたり誰かに説明したりというアウトプットを行ってみると、自分が「どこまで」あるいは「どれくらい」わかっているかという具体的な部分が見えます。自分のモノにするためには、この現状把握こそが効率や精度を上げる上での第一歩だと思います。

 

アウトプットって具体的に何をすればいいの?

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いろいろな方法があるかと思いますが、今日はその中でも僕がよく行う3つを紹介します。

ブログや日記を書く

これの大きいところは「習慣化」しやすいことだと思います。継続することは大事なのですが、続けることって誰にとっても難しいですよね。日記などには、自分のペース(毎日書くという)を示してくれるという大きなメリットがあります。

未来の自分に向けてのメモを残す

時間がなかったり場所などの影響もあったりで忙しい時、サッとメモをとるというのも一つの手だと思います。これなら時間も手間も最小限で済みます。ポイントはその残したメモを必ず後で見返すということを忘れないこと。メモをとるのが目的ではありません、本当の目的はとったメモを未来の自分が「見返す」ことにあるのです。

実際に使ってみる

これが結局は一番近道かもしれませんね。覚えたての英語表現があれば海外の友達に使ってみたり、新しいネット知識を学んだらちょっとブログをいじって取り入れてみたり。実際に行う上でスピード感は重要です。後で…なんて言っていると使う前に忘却がきてしまいます。下手でもいいので、すぐ使ってみることに意義があるのです。

 

まとめ

いきなり語り出してしまいましたが、僕自身この記事もひとつのアウトプットなんです。英語だけではなくて、もっともっとたくさん学びたいこと覚えたいことで今いっぱいです。うん、がんばろ!全然まとめる気ありませんね(笑)

せっかく見たものや学んだこと、忘れてしまっては少し悲しいです。学びは自身や人生を豊かにします。どんどんアウトプットして面白い自分に、面白い人生にしていけたらなと思います。