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たった3ヶ月で移動販売カフェを開業
「世界一周カフェ巡りの旅」から帰国したのは2017年3月末。それから約3ヶ月後の2017年6月に移動販売カフェとしてスタートしました。
この移動販売カフェが、現cafe sowers(カフェ・ソワーズ)の前進となる団体になります。
「思い立ってから行動は即行動!」と自分に言い聞かせ、できることから準備を進めていきました。
今回はその移動販売カフェ結成当初の話を、詳しくお話していきたいと思います。
学生と相性バッチリ!?な移動販売カフェ
「移動販売カフェって学生と相性がバッチリなのではないかな」と当初の僕は思いました。(実際にやってみての苦労などもわかりましたが、それでも学生が経験するには、とても良い機会だと思って今でもこの思いは変わりません。)
相性がバッチリな理由として以下のように考えています。
- 出店等の時間が変則的でも、対応できる
- 資金面でのリスクを低減できる
- イベントなので貴重な体験ができる
大学生時代は比較的時間があります。社会人とは違って、数日間まとまって自由な時間をとったり、長い夏休みや春休みの期間は平日も含めてフルコミットすることがでできます。これはイベント出店等にすごく向いていると思いましたし、逆に店舗営業のような固定の時間を取らずに、営業時間を変動させることもできます。
2つ目理由に挙げた「資金面でのリスクの低減」が一番のメリットだと思いました。正直、当初資金面で苦戦してカフェ創設の足踏みをしていたので、自分たちでも資金的に開業できるという点で、移動販売は最適解でした。カフェ営業の大きな支出の一つの家賃が発生しないため、経営を圧迫せずに済みます。
最後に、イベント出店は普段学内では会えないような出会いに溢れています。加えて、僕たちの目標としていた「地域の人とのつながり」という面でも、非常に重要な機会になりました。
新しいチャレンジは”スピーディー”に実現していく!
今回はカフェの例ではありますが、それ以外のことでもあらゆるチャレンジは、「なるべくスピーディーに進めていきたい!」と僕は思っています。なぜかと言うと、「やりたい!」と思ったその時がエネルギーの最大値を持っていると考えているからです。
やはりモチベーションは何かを興す上でとても大事なものですし、その人の想いに事業や他の人や付いてくると信じているため、すると決めたその時のその熱い想いで、動けることから動いていくのが1番大事だと思うのです。
3か月、バタバタではありましたが情熱をもってハイスピードで駆け抜けました!
学生が運営する!移動販売「つるカフェ」
「つるカフェ_を結成した当初人数は5人でした。
移動販売ならではのイベント出店というものにも挑戦するようになりました。学生が主催するマルシェのようなイベントや、地域の人が主催するお祭りなどに出すことができました。
わからないことだらけで、うまく販売することも難しく、悩んでいる時期が多かったです。
「つるカフェ」という名前の由来
移動販売カフェは、「つるカフェ」と言う名前で活動していました。これにはいくつか理由があるのですが、特に大事にしていた理由は、山梨県の都留市という僕たちが住んでいるこの街をもっと多くの人に知ってほしいと思ったからです。
僕達が移動販売を通して、色々な人のところへ行ったりとか、この活動そのものがメディアなどで取り上げれば、「都留(つる)」と言う名前をもっともっと色んな人に知ってもらえるのではないかと思いました。
提供メニューや販売スタイル
初期のメニューは、ホットサンド、かき氷、ケーキ、コーヒー、紅茶、期間限定ドリンクなどを販売していました。
オープンが2017年の夏でしたので、真夏の暑い中、慣れない車内で料理を作ったり奮闘をしました。
実を言うと、大学との交渉でお昼ご飯に販売構内で行うと言う計画を立てていましたが、なかなかうまくいかず…結局大学付近で自分たちの土地を借りて販売を行うことにしました。
学生が住む学生としでもあるので、大学生向けのメニュー開発をしていました。
一歩ずつでも前に進みながら考えること
途中でも話した通り、僕は「一歩ずつでも前に進み長ら考えること」が大切だと思って日々頑張っています。
例えばそれは、世界一周かもしれないし、カフェ開業かもしれないし、趣味のギター習得かもしれません。
「こんなことをしてみたい!」そんな風に思いを抱いた時、確かに計画している段階も楽しいのですが、時間は有限で気がついたらタイミングを逃してしまうことも多いんです。僕もそうやって、過去にたくさんのチャンスを逃していてしまった人間だから。
だからこそ、このカフェへの挑戦はどうしても成し遂げたかったんです。
まだまだ足りない事ばかりではありましたが、ないものは作っていけばいいし、足りないスキルはやりながらつけていけばいいんです。こうして右も左も分からないまま進めた「つるカフェ」はやがて、cafe sowersという小さな店舗のカフェへと変わっていくのでした…。
続きは、第5章にて!また次の記事でお会いしましょう^^