皆さんは、お気に入りのカフェってありますか?
僕は全国世界各地に、大好きなカフェがあって、昔からカフェの持つ空間がすごく好きでした。気がつけば、日本だけでなく海外のカフェにも興味が湧いてきて、世界一周中も「カフェ文化」についての論文を書きながら、世界のカフェをめぐって旅をしていました。
そんな中、世界一周中のアフリカの地で、自分の住む町にも「カフェをオープンしたい!」そんな想いを抱きました。大学三年生の冬のことでした。
それから本当にいろんなことがあって、cafe sowers(カフェ・ソワーズ)が誕生したのです。
今回から数回にわたって、cafe sowers(カフェ・ソワーズ)誕生から3年目に突入した現在に至るまでの物語を、つくった当初から抱く想いを乗せて、綴っていきたいと思います。
「序章」と名乗る今日の記事では、
- cafe sowers(カフェ・ソワーズ)の紹介
- 学生カフェ「ソワーズ」発起人である自分(黒澤駿)の紹介
- この物語『種まきレポート』の目的とかける想い
についてお話しさせていただきます。
3~5分ほどで、簡単に読める内容になっておりますので、ぜひお付き合いください!
cafe sowers(カフェ・ソワーズ)とは?

cafe sowersは、山梨県都留市にある学生のみで運営するカフェです。
都留市は人口3万人に対して、学生は3000人という学生都市なのですが、そこで都留文科大学の学生13名で切り盛りをしています。
「人と人を、夢と夢をつなげる」ということをコンセプトに、2017年の1月からオープンしました。
全国各地から多様な学生が集まると同時に、地元の方や時に都留文科大学へ受験を考える中高生で賑わっています。
\ HAPPY 🎃 HALLOWEEN /
本日10/31(水)17:00~22:30は…
『ハロウィンイベント』です!!限定メニューを用意して
仮装したスタッフが待ってます!ボディペイントもしてます。
是非遊びに来て下さい! pic.twitter.com/kxUKGXggL8— cafe sowers /(都留カフェ) (@cafe_sowers) 2018年10月31日
- 通常営業 | 月~金曜日(平日) 17:00~22:30
- 貸切営業・イベント営業 | 通常時間に加えて、土日祝日
上記のように、季節ごとのイベントやスタッフの出身地をテーマにした料理イベントなど、「人と人がつながる」ための多くの催し物を企画しています。
学生カフェ「ソワーズ」発起人である自分(黒澤駿)の紹介

正直あまり「創設者」という言葉は好きでなくて。なぜかというと、僕はソワーズの創設に関わった者ではあるけれど、僕がオーナー(店長)という風な構想でこのカフェをやっているわけではないからです。
ソワーズのオーナーはその年の、メンバー1人1人であるし、一緒に創設してくれた人は、地域の人から都留の同級生まで本当に多くの人たちを指します。だから今回は「発起人」という言葉をあえて選ばせてもらいました。
おっと、話がそれてしまいました。改めまして「黒澤駿(くろさわしゅん)」と申します!
出身は新潟県ですが、大学で山梨県に出てきてそのまま山梨に移住しています。その移住の大きな要因になったのが、cafe sowersでもあります。その話はまた違う章でお話ししますね。
趣味は、旅とボードゲームです。山梨と東京の二拠点生活をしていて、今は東京の大学院にて「多文化共生」といったコミュニティ運営についてを専門的に学んでいます。
カフェは昔から大好きで、コーヒーももちろんなのですが、それ以外のドリンクも全般的に興味があります。
この物語『種まきレポート』の目的とかける想い

この連載シリーズでは、cafe sowersにかける思いを綴るとともに、今抱いている気持ちをしっかりと冷蔵保存して、仲間やソワーズを知ろうとしてくれている人にそのまま届けたいと思っています。
この『種まきレポート』の目的は、cafe sowersでの想いを多くの人と共有し、そこから新しい変化や挑戦を双方向に生むことです。例えば、同じように「カフェをつくりたい!」と活動をしている学生や、似た悩みを抱いているカフェオーナーの方に、ソワーズでの運営エピソードを知ってもらえたら何かの参考にしてもらえるかもしれません。
今だから言えるけれど、カフェの立ち上げ及びその運営は想像以上に難しくって。
「始める」のも確かに悩んだのですが、「続ける」という行為が更に大変で悩みましたね。(今も奮闘中!)
目の前にあることを全力で頑張ることに全パワーを注いでいたため、最初の頃は意識していた「発信」が忘れ去られてしまっていました。でも例外なく「忙しい時や本気の時の想い」って、すっごく大事な感情だと思うんです。だからそれをそのまま残して、未来の自分や、自分以外の人に向けても発信して届けていけたらと考えています。
精一杯想いを込めて毎日記していきますので、どうぞよろしくお願い致します!