人生/オピニオン

「あなたの時間の使い方、大丈夫?」LINEが苦手な僕の、お金と時間の話

こんばんは。最近は自分も含め「時間に支配されている人」を見るたびに、悩んでしまいます。

時間は不動のもので、むしろ自分が管理するものであるのに、時間に管理されちゃっている瞬間て皆さんもありませんか?

僕はブログやライティングなどの、web系の仕事をしている時間や、モチベーションが上がらない時の掃除など様々な場面で、納期に焦ったり何かを犠牲にしたり平気でしてしまっていました。最近では、気をつけるようにはしているもののまだ完璧には改善できず…。

そんな日々を変えたくて、そんな周りを変えたくて、今回は「時間について」焦点を当てて綴ります。時間に支配されればされるほど、大事な人は離れて行ってしまいますし、大事なチャンスも逃げて行ってしまうんです。

 

LINEが苦手な自分

僕は昔からLINEがとても苦手なんです。「嫌い」と言うわけでは無いのですが、あの”スピード感”と”既読”と言うプレッシャーが、とても辛かったんですよね。

「君のLINEは文通ラインだよね。」

ある日友達に言われた言葉です。半分冗談で言われたみたいですが、僕も「確かになぁ」と反省しました。そのくらいLINEの返信が遅すぎた僕でした。ただ、その時に同時に考えたことは、「文通ラインの良いところ(大事にしたいところ)」もあるということでした。だってラインももらったら嬉しいですが、手紙だったらもっと温かみを感じて、嬉しいって僕だったら思うので。

僕がLINEを返すのが遅くなってしまう理由は、

  1. 目の前にいる人と話している時、なるべく携帯を触りたくないと思ってるから
  2. 文通のように言葉をしっかりと選んで、ちゃんと返したいと思っているから
  3. 忘れっぽい性格で、単純に忘れてしまうことが多いから

の3つが大きく挙げられると思います。

 

僕にとってLINEと言うツールは、便利なんだけどその分辛いものでもあります。

そんな僕ですが、最近になってweb系の仕事をするようになり、LINEに対する見方も変わってきました。僕の中でとても印象的だったお金と時間の話を交えて、もう少し詳しく説明していきたいと思います。

 

お金と時間、どっちが大事?

皆さんは「お金」と「時間」どっちが大事だと思いますか?

▼以前の記事:「学生はお金がないけど時間がある

今まで僕はお金と時間と言われると、自分目線で比べることが多かったのですが、最近では”相手の”お金、”相手の”時間そんなふうに相手を対象に比べるようになってきました。考え方を変えるきっかけとなった話を二つほど紹介させてください。

 

時間財布の話

先日の講演会で聞いた話なのですが、この世には「時間財布」というものがあるようです。時間財布には入金が一度だけ行われます。ただし、一度だけしか行われないのです。

その一度というのは、「生まれたその時」で、最初で最後の入金は「人の寿命」と呼ばれるものです。後で入金をしようと思っても、基本的には、生きる時間を100年増やしたりはできないのです。

普通の財布であれば、100円でも100万円でも生涯を通じて入金をすることができます。いざとなれば後で足すこともできるのに、足すことのできない時間の方が、案外人は無駄にしちゃったりもしているよっていう話でした。

もう少し詳しく書いた記事があるので、よろしければこちらをどうぞ!

時間泥棒の話

僕の友達が、「時間泥棒」の話を以前にしていました。人の財布からお金を盗んだ場合、その人は泥棒として罰せられます。しかし人の時間財布から時間を盗んだ場合は、その人は泥棒とみなされず、単純に「面白くない人」のような扱いで終わるのです。

目に見えないものであるため、時間を盗むという行為自体は罪にはなりません。

ただ、先程の「時間とお金どっちが大事か?」と聞くと悩んでしまう人がいるように、両方とも大事なものであるということです。そういう意味では、人の時間財布から時間を盗むと言う行為は、泥棒と言われてもおかしくない大変な行為と捉えられますよね。

僕はこの話を聞いたときに、振り返ったら「自分も時間泥棒をしてしまった経験があるなぁ」と申し訳なくなりました。相手からもらっている時間を、”当たり前”に捉えないように意識しようと思った次第であります。

 

目まぐるしい今の時代だからこそ

今の世の中は、目まぐるしい速度でいろいろなことが進みます。LINEなんかもその例だと思いますし、経済の発展や、インターネットの進化なども現代の速さを象徴しているのではないでしょうか。

僕はのんびり者な性格なので、つくづくそのスピードに置いてかれそうになったり、追いつかなくて人に迷惑をかけたりと毎日のように悩まされてしまいます。

しかしそんな僕も、最近では”相手にとっての”時間とお金をもっと大事にしたいと思い、工夫して実践していることがあるので、それらを紹介したいと思います。

  1. 目の前にいる人と話している時、なるべく携帯を触りたくないと思ってるから
  2. 文通のように言葉をしっかりと選んで、ちゃんと返したいと思っているから
  3. 忘れっぽい性格で、単純に忘れてしまうことが多いから

という理由で、僕はLINEの返信が文通のように遅かったわけです。LINEに限ったことではないのですが、相手への反応を返すということも立派な相手の時間を大切にする行為だと思うので、今はLINEなどの返信から変えていこうと意識しています。

 

具体的に行っている対処法は以下の3つです。

  1. 誰かと直接話すときは、その前に必ずやるべきことを洗い出して、終わらせてから会うようにする
  2. 返信する時間を日常の中で計画的に、まとめてとることで、自分の納得のいく返信ができる(起きたとの30分と、寝る前or作業の合間の30分で計1時間ほどを毎日取っています)
  3. 忘れないように、ピン留めをして上に表示を出したり、PCに返信リストを作ったりして自分にリマインドをする

他にも、すぐ返せるものはすぐ返したり、作業の時間と返信の時間でごちゃごちゃに時間を使わないようにしたり、返信が遅くなるようであれば理由を添えた上で「いつ返信ができるか」を伝えるようにするなどして工夫をしています。

 

時間が目まぐるしい速度で進む現代だからこそ、時間に支配されずに、自分の時間も相手の時間も大切にできる人間でありたいのです。

今日も皆さんの貴重な時間を使って、ブログを読んでくださり、ありがとうございました。